2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[14a-2K-1~12] 1.6 超音波

2015年9月14日(月) 09:00 〜 12:15 2K (225)

座長:近藤 淳(静岡大)

12:00 〜 12:15

[14a-2K-12] 超音波速度変化イメージング法を用いた血管プラーク診断における血流の影響

〇横田 大輝1、真野 和音1、谷川 昇平1、堀 誠1、和田 健司1、松中 敏行1、堀中 博道1 (1.阪府大院・工)

キーワード:診断、血管プラーク、血流

内部に脂質コアをもつ血管プラークは心筋梗塞を引き起こす可能性がある.これらの疾病を防ぐには血管プラークの大きさと構造物質を診断する必要がある.我々は超音波速度変化イメージング法による不安定プラーク識別法を考案し,基礎実験を行ってきた.今回は本方式の実用性を検討するために、試作装置を模擬的な血流を流したファントムに適用した.血流による冷却効果は,超音波速度変化画像の構築に有用であることを確認した.