[14a-PA3-1~29] 11 超伝導（Poster）

[14a-PA3-9] 液相アシストMOD法を用いたGdBCO薄膜の厚膜化における成長条件の検討

〇由川 裕太¹、岡部 泰大¹、喜多 隆介¹、三浦 大介²、久保 勇人²、山田 和広³、金子 賢治³ (1.静大院工、2.首都大院工、3.九大院工)

キーワード：超伝導、薄膜

超伝導薄膜の線材応用には高いIc-B特性が必要である。高Ic化のためには高Jc化とともに薄膜の厚膜化が有効である。そこで本研究は液相アシスト有機金属塗布(Liquid-Phase Assisted MOD:LPA-MOD)法を用いて厚膜化を検討した。LPA-MOD法はMOD法で作製した種膜に溶液層(溶媒:Ba-Cu-Oと溶質:REBCOの混合体)を塗布形成し、焼成することで融解中からREBCOを液相成長させる方法である(Fig. 1)。本発表では特にLPA-MOD法を用いたGdBCO厚膜形成における成長条件について検討した。