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[14a-PB7-1] エタノール溶液中での自己組織化による広い層間距離を持つ高結晶水酸化ニッケルナノシートの合成
キーワード:水酸化ニッケル、ナノ材料、ナノシート
水酸化ニッケルは (Ni(OH)2)は、二次電池の電極材料やなどに用いられている材料であり、その結晶構造はβ相とα相の2種類が知られている。その合成方法としては塩基性溶液中でニッケル塩を反応させる方法が一般的であるが、今回我々は塩基性溶液を用いずに簡単な溶液法による合成方法を見出した。合成したNi(OH)2は約50—500 nmの薄いシート状の構造をしており、X線回折の結果より既知の結晶構造とは異なることがわかった。