2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.10 化合物太陽電池

[14p-2M-1~22] 13.10 化合物太陽電池

2015年9月14日(月) 13:30 〜 19:15 2M (224-1(南側))

座長:曽我部 東馬(東大),石塚 尚吾(産総研)

14:15 〜 14:30

[14p-2M-4] スマートスタック構造における接合界面の詳細分析Ⅱ

〇(M1)野中 翔一郎1、古川 昭雄1、牧田 紀久夫2、水野 英範2、菅谷 武芳2、仁木 栄2 (1.東京理大、2.産総研)

キーワード:太陽電池、ナノ粒子、接合抵抗

多接合太陽光電池は、バンドギャップの異なるセルを多重に重ね、太陽光スペクトルを有効活用することにより高効率を得る太陽電池である。我々は、これまでその製法としてPdナノ粒子を接合界面に導入したスマートスタック技術を開発、GaAs/InP系4接合太陽電池で効率30.4%、GaAs/CIGS系3接合太陽電池で効率24.2%を実証してきた。本発表では、スマートスタックによる接合界面の知見を得るため、特に接合抵抗に注視し評価および低抵抗化のメカニズムを検討したので報告する。