[14p-2Q-1~16] 9.2 ナノワイヤ・ナノ粒子

[14p-2Q-13] アモルファス合金ナノワイヤーの開発

柳沼 晋¹、〇中山 幸仁² (1.長野高専、2.東北大AIMR)

キーワード：ナノワイヤー、アモルファス合金

ナノワイヤーはナノテクノロジーの主幹となる構造部材である。ところがこれまでの金属ナノワイヤーは、アスペクト比が少なくとも１００以上というナノファイバーの定義に照らし合わせると全く長さが足りず、基礎研究の対象でしかなかった。一般的な金属には転位や結晶粒界があり、こうした欠陥サイトや結晶粒サイズは、ナノワイヤーの成長長さを制限する要因であると考えられる。本講演では、アモルファス合金ナノワイヤーの発見から紹介させて頂くとともに、その作製手法の開発状況、ナノ機械試験結果、そして最新の研究成果である長尺でしかも大量生産（ナノファイバー化）の手法を紹介する。