2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

21 合同セッションK » 合同セッションK ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス

[15p-1B-1~18] 21.1 合同セッションK ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス

2015年9月15日(火) 13:15 〜 18:00 1B (133+134)

座長:浦岡 行治(奈良先端大),神谷 利夫(東工大)

16:45 〜 17:00

[15p-1B-14] 塗布性を向上させたIGZO前駆体溶液の作製と焼成プロセスの検討

〇小倉 晋太郎1、鄭 恵貞1、植村 聖1、牛島 洋史1、福田 伸子1 (1.産総研)

キーワード:酸化物半導体、溶液プロセス

IGZOをはじめとする酸化物半導体は、低温で成膜可能であり、移動度10 cm2/Vsを超える性能を持つことから、アモルファスシリコンに代わる半導体材料として注目されている。通常、酸化物半導体は、真空下でのスパッタリング法によって成膜されるが、成膜プロセス時間の短縮によるコストダウンを図るため、溶液塗布による成膜プロセスも検討されている。 今回は、有機物由来の不純物の低減および塗布性を考慮したIGZO前駆体溶液を作製し、それに適した焼成プロセスも合わせて検討した。