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[15p-2L-2] 新規非鉛強誘電体Bi2ZnTi1-xMnxO6薄膜の育成
キーワード:強誘電体、BZT
代表的な圧電材料であるPZTは、MPBで単斜相構造を持ち、電場に対して分極が回転することで、巨大な圧電応答を示すとされている。PZTに倣い、有害な鉛の変わりにビスマスを含む物質の探索が行われているが、これまでに見つかっている正方晶物質は歪みの指標であるc/aが~1.2と大きいため、分極の反転が起こらない。こうした物質の一つにBi2ZnTiO6がある。絶縁性を保ちながらc/a比を減少させるには、d3またはd6のイオンでTi4+を置換することが効果的と考えられる。そこでPLD法で薄膜試料を合成した。