[15p-2R-1~22] 13.2 探索的材料物性・基礎物性

[15p-2R-11] 開放系シュレーディンガー方程式を用いた歪みアームチェア型グラフェンナノリボンの時間依存電気伝導特性の解析

〇(M1)加藤 大喜¹、笹岡 健二¹、小川 真人¹、相馬 聡文¹ (1.神大院工)

キーワード：グラフェンナノリボン、時間依存、開放系

本研究では、歪みによって誘起された優れたスィッチング特性をもつMOSFETの動特性をシミュレーションによって評価する。シミュレーションモデルとしてアームチェア型グラフェンナノリボン（AGNR）を採用し、数値計算手法には開放系に拡張されたシュレーディンガー方程式を用いる。本発表では、AGNRの動特性の歪み依存性を示すとともに、チャネル領域内の電子状態の時間発展を解析した結果を報告する。