2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[13a-B8-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2016年9月13日(火) 09:00 〜 12:15 B8 (展示ホール内)

竹原 宏明(奈良先端大)、宮本 浩一郎(東北大)

10:15 〜 10:30

[13a-B8-6] 心筋細胞の集合体に対するプローブ刺激の影響

新井 晋1、上原 貴宏1、露木 彩葉1、石田 研太郎1、三井 敏之1 (1.青学大理工)

キーワード:心臓、刺激、拍動

近年、心臓の拍動を調整する細胞間の電気的-機械的相互作用のモデルが注目されている。しかしながら、外部機械的刺激のみによる拍動誘発の研究はあまり行われていない。そのため本研究では、プローブで心筋細胞の集合体へ刺激を与え、拍動への影響や、Ca2+濃度の変化を観察した。結果、約80 %のサンプルで機械的刺激は拍動間隔を早め、継続的な刺激は拍動周期が1~10秒の間をサイクルし、電気的刺激とは異なる結果が得られた。