2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[13a-B8-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2016年9月13日(火) 09:00 〜 12:15 B8 (展示ホール内)

竹原 宏明(奈良先端大)、宮本 浩一郎(東北大)

10:45 〜 11:00

[13a-B8-7] 低温大気圧プラズマを照射したNIH3T3細胞の遺伝子発現解析

戸梶 秀人1、小林 未明1、熊谷 慎也2、谷原 正夫1 (1.奈良先端大、2.豊田工大)

キーワード:生体反応制御、低温大気圧プラズマ

バイオ・医療分野において、低温大気圧プラズマを直接照射して皮膚疾患に対する治療効果が検討されてきたが、その遺伝子発現を基にしたメカニズムの解明はあまり報告されていない。我々はマウスの細胞にプラズマを直接照射し、3時間培養後にRNAを単離、遺伝子発現を解析した。その結果、核内低分子RNAと膜貫通タンパク質の遺伝子増加が確認された。今後はヒトの皮膚細胞を用い、治療メカニズムの解明を目指す。