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△ [13p-C31-9] 振幅格子とピクセル検出器を用いたエネルギー分解X線位相イメージングの検討
キーワード:X線位相イメージング、振幅格子、ピクセル検出器
X線Talbot–Lau干渉計は位相格子の干渉像(自己像)を用いる位相イメージング法であるが、前回我々は振幅格子の影絵(投影像)を用いる手法を報告した。本手法ではX線エネルギーに依存せずに全長を自由に設定できる。一方、各素子がエネルギー分解能を有する2次元ピクセル検出器の開発が進んでおり、今回はX線天文学用に研究されているSOI(Silicon-On-Insulator)技術を利用したX線用SOIピクセル検出器(XRPIX)の本手法への適用を検討したので報告する。