[13p-P8-1~46] 10 Spintronics and Magnetics(Poster)

[13p-P8-18] Fabrication of Co₂Fe_0.4Mn_0.6Si on SrTiO₃ substrate for spin injection

〇Hitoshi Inaba¹, Takeo Koike¹, Mikihiko Oogane¹, Yasuo Ando¹ (1.Tohoku Univ.)

Keywords:Heusler alloys

半導体へのスピン注入の高効率化のため, 強磁性電極にB2規則度以上で高いスピン分極率を持つHeusler合金Co₂Fe_0.4Mn_0.6Si(CFMS) を用いた半導体/MgO/CFMS構造を研究してきた。しかし, MgO絶縁層により, 高い面積抵抗が生じてしまうことが課題となっている。私は面積抵抗を抑制できる可能性のある絶縁材料としてSrTiO₃(STO)に注目した。本研究ではSTO基板上にCFMSを作製した。B2規則構造を持つCFMSがエピタキシャル成長していることが確認され, STOを絶縁層として使う上での指針を得た