2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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[13p-P8-1~46] 10 スピントロニクス・マグネティクス(ポスター)

2016年9月13日(火) 16:00 〜 18:00 P8 (展示ホール)

16:00 〜 18:00

[13p-P8-19] ホイスラー合金Co2-x(Fe0.4Mn0.6)1+xSiを用いた強磁性トンネル接合の作製

堀内 伸一1、大兼 幹彦1、安藤 康夫1 (1.東北大院工)

キーワード:強磁性トンネル接合、ホイスラー合金、トンネル磁気抵抗

強磁性トンネル接合(MTJ)素子における高いトンネル磁気抵抗(TMR)効果の実現のため、最近、ホイスラー合金のハーフメタル性を向上する目的で非化学量論組成のCo2(FeαMnβ)Si0.84を用いたMTJが作製され、高いTMR比が実現された。しかし、そのメカニズム等の詳細は不明であり、その検証を本研究の目的とした。Co2-x(Fe0.4Mn0.6)1+xSiの薄膜及びMTJを作製し、結晶性と表面平坦性を評価した。また、最適条件下で作製したMTJ素子のTMR比は室温において最大224%であった。