2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[14a-A26-1~10] 6.2 カーボン系薄膜

2016年9月14日(水) 09:00 〜 11:45 A26 (203-204)

赤坂 大樹(東工大)

10:00 〜 10:15

[14a-A26-5] ポリマー状炭素粉末の糖吸着特性

久保 暢也1、サラユット トゥンミー1、周 小龍1、小松 啓志1、齋藤 秀俊1 (1.長岡技科大)

キーワード:ポリマー状炭素粉末、ナノポーラスカーボン、糖吸着特性

アモルファス水素化炭素の一種であるポリマー状炭素は、<em style="font-size:16px">sp2結合炭素、sp3結合炭素、水素、ダングリングボンドによって構成されている。構造中にsp2結合炭素、<em style="font-size:16px">sp3結合炭素は短距離秩序性を持ちクラスターとして存在する。ナノポーラスカーボンはグラファイトのような積層構造とグラフェンから成り立つ。本研究ではこの二つの物質の構造的な差異に着目し、グルコースを水溶液中でポリマー状炭素粉末に吸着させ、吸着特性を調査した。