2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[14a-A35-1~10] 13.9 光物性・発光デバイス

2016年9月14日(水) 09:00 〜 11:45 A35 (303-304)

児島 貴徳(阪大)

10:15 〜 10:30

[14a-A35-5] 赤色光で励起可能なCa3B2N4:Eu2+蛍光体の発光特性

〇(M2)山梨 遼太1、長谷川 拓哉1、金 善旭1、上松 和義1、戸田 健司1、佐藤 峰夫1、陳 登銘2 (1.新潟大、2.国立交通大学)

キーワード:蛍光体、窒化物、赤外

新規窒化物蛍光体として、BN系の窒化物に着目し、α-Ca3B2N4:Eu2+蛍光体の合成と発光特性の評価を行った。合成したα-Ca3B2N4:Eu2+蛍光体は630 nmの赤色励起により732 nm付近を最大ピークとする赤外発光を示した。Eu2+を発光イオンとする蛍光体において、α-Ca3B2N4:Eu2+のように赤色領域に励起バンドをもつ蛍光体は報告されておらず、BN系の窒化物蛍光体が従来の蛍光体にない新たな蛍光特性を示す可能性を示唆している。