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[14a-A36-5] ラマン分光法を用いた水吸着時のナノポーラスカーボンの構造解析
キーワード:ナノポーラスカーボン、ラマン分光法、構造解析
ナノポーラスカーボン(NPC)の水吸着時の構造は、従来のスリット型構造のみでは説明できない。そのため、水吸着前後のNPCの構造を評価する必要がある。今回は、多結晶グラファイトとアモルファス炭素のラマンスペクトルに着目した。NPCの結晶相及びアモルファス相に分類できれば、NPCの構造を詳細に評価できると考えた。水吸着前後でNPC各相におけるラマン強度比が変化したことから、NPCは水吸着時に構造変化を伴うことが分かった。