2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[14a-P4-1~41] 11 超伝導(ポスター)

2016年9月14日(水) 09:30 〜 11:30 P4 (展示ホール)

09:30 〜 11:30

[14a-P4-10] 円盤型単独メサ構造を用いたBi2Sr2CaCu2O8+δ固有ジョセフソン接合によるTHz発振素子の開発II

〇(M2)坂本 和輝1、柏木 隆成1、久保 裕之1、渡辺 千春1、桂川 拓也1、田中 大河1、湯浅 拓実1、小守 優貴1、大田 隆晟1、桑野 玄気1、田辺 祐希1、中村 健人1、山本 卓2、辻本 学1、南 英俊1、門脇 和男1 (1.筑波大数理物質、2.ウルム大)

キーワード:ジョセフソン効果、THz、高温超伝導体

高温超伝導体Bi2212をメサ状に加工する事で、内在する固有ジョセフソン接合の特性を利用したTHz波の発生が可能である。前回講演では、その中でも円盤型の単独メサ構造に加工した素子から、従来までの同素子と比較して高い周波数の発振が得られた事を報告した。今回は、同構造からの発振を詳細に調べる目的でウェットエッチングを用いて作製した。本公演では、作製したメサから得られた発振の結果について詳細を述べ、議論する。