2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 機能性原子薄膜材料の新展開-成膜技術-

[14p-A33-1~15] 機能性原子薄膜材料の新展開-成膜技術-

2016年9月14日(水) 13:15 〜 18:15 A33 (301A)

安藤 淳(産総研)、吹留 博一(東北大)

14:00 〜 14:15

[14p-A33-3] CVD法によるh-BNリボンの自己組織的形成

近藤 大雄1,2、林 賢二郎1,2、片岡 真紗子1、岩井 大介1、佐藤 信太郎1,2 (1.富士通研、2.富士通)

キーワード:h-BN、CVD、自己組織的形成

次世代チャネル材料であるグラフェンの電気特性向上にはその下地となる材料の選定が鍵であり、優れた絶縁性を示すh-BNはその候補の一つである。前回までの報告でグラフェンの下地として好適な数nm程度以下の厚みのh-BN多層膜がエピタキシャル金属触媒を用いて合成可能であることを示してきた。今回、合成条件の制御により自己組織的にh-BNリボンを形成できることが明らかとなったので、その構造や合成プロセスについて詳細に報告する。