2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.4 薄膜新材料

[14p-A37-1~17] 6.4 薄膜新材料

2016年9月14日(水) 13:15 〜 17:45 A37 (306-307)

鈴木 基史(京大)、岩田 展幸(日大)

17:15 〜 17:30

[14p-A37-16] イオン液体真空蒸着重合法によるポリウレア薄膜の網目構造形成に及ぼすイオン液体効果

〇(M1)高橋 陸斗1、丸山 伸伍1、松本 祐司1 (1.東北大院工)

キーワード:ポリウレア、イオン液体

イオン液体真空蒸着重合法は,イオン液体(IL)を介してモノマー原料を気相供給することで,形状制御されたポリマー薄膜を作製する手法である.これまで本手法によって均一なIL膜中でポリウレア(PU)の蒸着重合を行うことで,網目構造を持つPU薄膜が形成されることを見出したが,網目構造形成の成長機構について未解明な部分が多い.そこで本研究では不均一なIL液滴を用いて,ILがPU薄膜の表面形態に与える影響を調べた結果を報告する.