2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[14p-B2-1~19] 3.9 テラヘルツ全般

2016年9月14日(水) 13:15 〜 18:15 B2 (展示ホール内)

松原 英一(大阪歯科大)、諸橋 功(情通機構)

14:15 〜 14:30

[14p-B2-5] 高複屈折性を有する延伸ポリ乳酸膜の作製

〇(B)中村 円香1、岩崎 穂積1、小松原 望1、岡野 真人1、森脇 淳仁1、佐藤 春実2、渡邉 紳一1 (1.慶大理工、2.神戸大発達科学)

キーワード:ポリ乳酸、テラヘルツ、複屈折

テラヘルツ偏光測定は、分子や添加物などの配向情報を非破壊でプローブすることが可能である。偏光測定を行う際は波長板を用いた偏光変調が効果的なので、テラヘルツ周波数帯の波長板開発は重要である。我々はテラヘルツ周波数帯に共鳴構造を持つポリ乳酸を加熱延伸し、テラヘルツ時間領域分光法によってその複屈折特性を調べた。延伸率の異なるポリ乳酸について測定を行ったところ、複屈折は延伸率とともに増大する傾向を示した。