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[14p-P11-4] ヴァイオリンにおける顎あての有無による周波数特性の変化
キーワード:ヴァイオリン
現代のヴァイオリンの演奏には顎あてが用いられ,ヴァイオリンの保持の安定性に寄与している。顎あては楽器本体に取り付けられていることから,音色にも影響を与えることが経験的に知られている。また,人体との接触点でもあることから演奏者との適合性についても試行錯誤しながら選択することが多い。今回は,顎あての有無がヴァイオリン本体の周波数特性に与える影響について,インパルス応答の実験を行った結果を報告する。