2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[14p-P19-1~20] 12.7 医用工学・バイオチップ

2016年9月14日(水) 16:00 〜 18:00 P19 (展示ホール)

16:00 〜 18:00

[14p-P19-7] フラビンアデニンジヌクレオチド依存グルコース脱水素酵素と単層カーボンナノチューブの直接電子伝達

日高 大貴1、六車 仁志1、岩佐 尚徳2、平塚 淳典2、鵜沢 浩隆2 (1.芝浦工大、2.産業総研)

キーワード:カーボンナノチューブ、フラビンアデニンジヌクレオチド依存グルコース脱水素酵素、センサ

フラビンアデニンジヌクレオチド依存のグルコース脱水素酵素(FAD-GDH)と単層カーボンナノチューブ(SWNT)の直接電子伝達を報告する。対象電極では、酵素反応による大きな電流が観測された。FAD-GDHの大きさは4.5×5.6×7.8nmの球状であり、直径が1.4nm以下のSWNTが挿入できる溝があり、活性中心に近づくことができ、直接電子伝達が可能になったと考えられる。直接電子伝達は、シュレディンガー方程式を用い、トンネル電流で説明できることを示した。