2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[15a-P1-1~10] 3.4 生体・医用光学

2016年9月15日(木) 09:30 〜 11:30 P1 (展示ホール)

09:30 〜 11:30

[15a-P1-2] ガラスマルチキャピラリを用いた高感度バイオセンサ

〇(M1)奥山 泰平1、片桐 崇史2、松浦 祐司1 (1.東北大医工、2.東北大工)

キーワード:バイオセンサ、マルチキャピラリ、タンパク質

微量タンパク質の定量手法として免疫学的測定法がある.通常は小容量のウェル壁面にて試料吸着を行うため検出限界は数十 pg/mLであり,更なる高感度化が必要である.そこでマルチキャピラリを用いた蛍光測定法を提案する.今回は検出感度特性を調べ,濃度1 ng/mLにおいても測定可能であることを確認した.またガラス基板に比べ70倍の検出光強度が得られた.これはマルチキャピラリが高感度なバイオセンサとして機能する可能性を示唆する.