2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

9 応用物性 » 9.2 ナノワイヤ・ナノ粒子

[15a-P9-1~20] 9.2 ナノワイヤ・ナノ粒子

2016年9月15日(木) 09:30 〜 11:30 P9 (展示ホール)

09:30 〜 11:30

[15a-P9-7] AAO鋳型を用いた制御可能なナノ構造を有するQCMの創製

浅井 直人1、伊藤 健1、清水 智弘1、新宮原 正三1 (1.関西大理工)

キーワード:ナノ構造

水晶振動子マイクロバランス(QCM)センサは、リアルタイム測定可能、高感度、小型、安価であることから、ガスセンサやバイオセンサに利用されてきた。しかし、重量変化を検出するため、分子量の小さい物質を高感度に検出できない欠点がある。しかし、センサ電極上に任意の薄膜または構造を形成することで表面積を増加させ、センサ感度を向上させることができると考えられる。本研究では、水晶振動子電極上にナノ構造を形成し、その比表面積の増大によるセンサ感度の上昇を目指した。