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[15p-B2-3] SiO2/Si 界面層付近での水素分子の振動数変化の解析
キーワード:水素分子、シリコン酸化膜界面、シリコン
前回の講演ではSiO2/Si構造中で水素分子が負に帯電しており、Si側にかけてより強く負に帯電し、界面で最も安定であることを明らかにした。今回これを同定するため、水素分子の振動が界面でどう変化するかを理論から調べた。真空中に比べてSiO2中では振動数がやや高いが、界面からSi側にかけて急激に振動数が20%以上下がる。ラマン分光での測定以外に、界面では水素が分極しており赤外分光でも測定できる可能が高い。