2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[15p-B7-1~18] 8.6 プラズマライフサイエンス

2016年9月15日(木) 13:45 〜 18:30 B7 (展示ホール内)

池原 譲(産総研)、松浦 寛人(大阪府立大)

17:30 〜 17:45

[15p-B7-15] 細胞膜輸送制御に向けたプラズマ誘起活性種・電位分布計測

佐々木 渉太1、保苅 雄太郎1、高島 圭介1、熊田 亜紀子2、神崎 展3、金子 俊郎1 (1.東北大院工、2.東大院工、3.東北大院医工)

キーワード:大気圧プラズマ、レーザー誘起蛍光法、ポッケルス素子

近年,非平衡大気圧プラズマの医療応用が盛んに研究されている.筆者らはこれまで,大気圧プラズマ照射が細胞膜輸送の能動的制御が可能であることを示してきた.一方で,膜輸送変化のトリガとなるプラズマ由来因子はいまだ不明であり,その同定が急務の課題である.本講演では,プラズマ照射に伴って生成される活性種・電位分布を測定し,膜透過促進が生じた空間分布との比較から,支配因子を推定したので報告する.