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[15p-P4-9] TiO2(011)-(2×1)表面のAFM/STMによる研究
キーワード:二酸化チタン、原子間力顕微鏡、走査トンネル顕微鏡
近年、TiO2(011)-(2×1)表面の研究に注目が集まっている。過去行われた走査トンネル顕微鏡(STM)と第一原理計算による研究から、探針-試料間距離が近い場合はbeanlike状、遠い場合はzigzag状の輝点が現れることが分かった。zigzag状の輝点の位置は特定の原子位置とは対応せず表面の電子状態を反映しているため、我々は原子間力顕微鏡(AFM)によって表面の幾何学的情報の取得を試みた。しかし、予想に反して、AFM像はSTM像と似たzigzag状の輝点を表すことが分かった。