2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」 » 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

[16a-A22-1~10] 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

2016年9月16日(金) 09:00 〜 11:45 A22 (メインホールB)

川原村 敏幸(高知工科大)

11:15 〜 11:30

[16a-A22-9] α-(AlxGa1-x)2O3薄膜のドライエッチングの特性

内田 貴之1、中村 昌幸2、金子 健太郎1、神野 莉衣奈1、小林 貴之2、本山 慎一2、藤田 静雄1 (1.京大院工、2.サムコ株式会社)

キーワード:ドライエッチング、酸化アルミニウムガリウム

パワーデバイス材料として注目されるα-Ga2O3のAlとの混晶であるα-(Al,Ga)2O3薄膜はバンドギャップ値が5.3-8.0 eVまで変調可能であり、多くの応用が期待される材料である。しかし、Ga2O3は熱リン酸を用いてウエットエッチングが可能であるが、Al2O3のウエットエッチングは難しいため、それぞれの混晶薄膜であるα-(Al,Ga)2O3はウエットエッチングが困難である。そこで、ドライエッチングによるα-(Al,Ga)2O3のエッチングを試みた。講演予定の条件において、α-(Al,Ga)2O3に対してドライエッチングが有効である良好な結果が得られた。