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[19a-P5-37] 化学溶液析出法で作製したSb2S3の光吸収特性と増感太陽電池への応用
‐Sb2S3の吸着時間依存性と熱処理効果‐
キーワード:硫化アンチモン、太陽電池
半導体であるSb2S3は光吸収係数が高いことから増感太陽電池の光吸収材料として、注目されている。化学溶液析出(CBD)法によりSb2S3を太陽電池の電子輸送層として適用されるTiO2基板上に化学吸着し、光吸収特性の評価、XRDによる結晶構造の評価を行った。熱処理を行う前の構造はアモルファス構造であり、熱処理を行うことでstibnite構造の結晶となった。また、熱処理前後ともにSb2S3の吸着時間が増加するにつれて、光吸収域が長波長域へシフトした。