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[19p-H111-9] TiO2/SiO2界面への電気化学的水素ドープ
キーワード:水素、TiO2界面、イオン注入
イオン注入の代わりに電気化学的な手法を用いることで、室温で簡便に酸化物半導体にキャリアをドープすることを目的として研究を行っている。典型的な酸化物半導体であるアナターゼTiO2を例として、結晶構造を変えることなく電気化学的に電子ドープできることを実証した。さらにドーパントの水素は1.2eVのエネルギー障壁でTiO2/SiO2界面に安定に閉じ込められていることを明らかにした。