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[19p-H137-4] 骨形成メカニズム解明のための広視野高空間分解能タルボ型X線位相顕微鏡の開発
キーワード:X線位相顕微鏡、タルボ干渉計、高分解能
本研究は、鏡筒長の長い高倍率結像光学系を構築することで、広い視野を確保しつつ空間分解能を向上させることを目的とした。SPring-8 BL37XUでは長い光学系が構築できる利点を利用し、9keVのX線に対する倍率約100倍の拡大光学系を構築し、周期6 µmの位相格子及び振幅格子を結像面の前に設置し、タルボ型干渉計を構成し、撮影像では、200 nmのL&Sを解像できることを確認し、位相CT像で600 nm程度の空間分解能が得られていることが実証された。