[19p-P7-1~15] 8.6 プラズマライフサイエンス

△ [19p-P7-7] 血液凝固現象理解のためのHe / Ar大気圧低エネルギープラズマの特性計測

〇(DC)山田 大将^1,2、堀田 朋敬^1,2、榊田 創^1,2、加藤 進²、板垣 宏知²、金 載浩²、藤原 正純²、木山 學²、岡崎 俊也³、池原 早苗⁴、中西 速夫⁵、清水 伸幸⁶、池原 譲⁴ (1.筑波大院システム情報、2.産総研 電子光、3.産総研 ナノチューブ、4.産総研 創薬基盤、5.愛知県がんセンター、6.山王病院)

キーワード：プラズマ医療、発光分光計測、活性種

低エネルギー大気圧プラズマは、血液凝固促進効果を有することが確認されており、従来の焼灼止血とは異なり、生体組織損傷、術後障害も生じないことから、新たな止血機器としての期待が集まっている。処置後の生体組織の観察から自然な血液凝固や焼灼とは異なる現象が生じていることが分かっているが、そのメカニズムは未だ解明されていない。本研究では、プラズマの特性を調べることによる、血液凝固促進現象の理解を目的とする。