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[19p-S224-5] 熱インプリントによるタンパク質表面の直接パターニング
キーワード:ナノインプリント、タンパク質、アンフォールディング変性温度
タンパク質は40℃以上に加熱すると高次元構造が崩れて変性すると言われており、タンパク質表面の直接パターニングは報告例がない。そこで著者は低い温度での熱ナノインプリントの適用可能性を調査した。成形温度が75℃以下の場合には成形の痕跡はほとんど観察されなかった。しかし成形温度が100℃になると、グリッドメッシュ構造が明瞭に観察された。しかし、125℃以上では下層のタンパク質構造が白く変色してしまった。