2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[19p-S322-1~14] 1.5 計測技術・計測標準

2016年3月19日(土) 13:45 〜 17:30 S322 (南3号館)

野中 秀彦(産総研)、徳留 弘優(TOTO)

17:15 〜 17:30

[19p-S322-14] 接着状態の応力発光可視化に関する研究

寺崎 正1、藤尾 侑輝1 (1.産総研、製造技術研究部門)

キーワード:応力発光、接着剤、可視化

最近、画期的な応力発光微粒子(セラミック材料、制御粒径:10 nm-10 mm)が誕生しつつある。弱い力にも敏感に応じ、強い可視光を繰返し放射する。構造体表面にこの微粒子を分散塗付して発光を調べれば、その面分布から構造体の動的な応力分布が可視化され、表面はもとより内部に存在する構造欠陥、亀裂、破壊の現状や進行方向を瞬時に把握することができる。本稿では、力学状態を可視化できる応力発光センサを用いて、①接着剤の応力分布、②金属界面の接着状態、③炭素強化プラスチック(CFRP)の接着力分布について検討したので報告する