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[20p-H111-8] 可視光応答型光触媒材料としてのチタン酸窒化物の理論提案
キーワード:光触媒、太陽電池、第一原理計算
コランダム型Ti2O3の結晶構造をベースとして、チタン酸窒化物Ti2N2Oを新たな可視光応答型光触媒材料として理論的に提案した。電子構造の解析より、チタン酸窒化物はアナターゼ型TiO2より1.0eV程度小さなバンドギャップを持つことがわかった。また、1原子あたりの酸素-窒素置換エネルギーをチタン酸窒化物と窒素ドープTiO2とで比較したところ、チタン酸窒化物の場合のほうが小さくなることがわかった。