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[20p-P9-3] SiO2を用いたGaN基板上MOSFETのMg濃度依存性
キーワード:GaN、SiO2、MOSFET
GaN系FETはGaNの優れた物性値から次世代の低損失パワースイッチング素子として期待されている。パワー用途でのスイッチングデバイス実現には絶縁ゲート駆動でノーマリオフ型が望まれており、近年は自立基板の普及に伴い縦型MOSFETの開発も検討がされ始めた。これらのFETデバイスにおいてGaN上の MOS界面の制御は、FETの特性を左右する重要な要素技術であり、これまでは主にサファイア上やSi上にヘテロエピ成長したGaN結晶上で検討がなされてきた。昨年秋の応用物理学会にて自立基板GaN上に作製したSiO2-MOSFETの初期特性について報告したが、今回はドープしたMg濃度の依存性について調べたので報告する。