2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[20p-W331-1~8] 12.7 医用工学・バイオチップ

2016年3月20日(日) 13:45 〜 15:45 W331 (西2・3号館)

澤田 和明(豊橋技科大)

13:45 〜 14:00

[20p-W331-1] 応力センサ集積シリコン神経プローブの開発

原島 卓也1、谷 卓治1、鈴木 雄策1、森川 拓実2、木野 久志3、福島 誉史1、田中 徹1,4 (1.東北大院工、2.東北大工、3.東北大学際研、4.東北大院医工)

キーワード:神経プローブ

シリコン神経プローブは、脳研究においてガラス管電極や金属線電極では代替できない重要な役割を担っている。しかし、シリコンという脆性材料を使用しているために、脳への刺入時に予期せぬ変形や荷重が加わることによる破壊の可能性がある。本研究では、シリコン神経プローブに応力センサを集積することで刺入時に神経プローブに加わる荷重を検知し、破壊に至る前に刺入を一時停止して破壊を防止する神経プローブの開発を行った。