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[20p-W541-7] Bennett 1992の盗聴量解析
キーワード:量子情報技術、量子暗号
近年、無条件安全でエラー率測定不要な量子鍵配送(QKD)としてラウンドロビンDPS-QKDが注目されている。このプロトコルは、送信状態と受信系のセットアップで盗聴量の上限が決まるので、機器の不完全性によるビットエラーが見積もられる盗聴量に影響しないことや、ビットエラーが大きくても鍵配送が可能であるといった利点がある。このプロトコルと同様の性質を持ち、実装が容易なプロトコルを構成できないかという興味がある。そこで、我々はBennett 1992(B92)プロトコルに注目し、Intercept/resend攻撃において、平均光子数に対する盗聴量を示した。