2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.2 材料・機器光学

[21a-H135-1~13] 3.2 材料・機器光学

2016年3月21日(月) 09:00 〜 12:30 H135 (本館)

石飛 秀和(阪大)、尾下 善紀(ニコン)

12:00 〜 12:15

[21a-H135-12] パターン配向制御によるコレステリック液晶からの反射光拡散

毛利 文律1、小橋 淳二1、吉田 浩之1,2、尾﨑 雅則1 (1.阪大院工、2.JSTさきがけ)

キーワード:液晶、拡散、光配向

コレステリック液晶(ChLC)は棒状分子が螺旋構造を自発的に形成する液晶相であり,特定の波長の光を半透過する選択反射などの性質を示すため,機能性部材としての利用が進められている。しかし,ChLCの反射光は鏡面反射であるため,反射光強度が入射角に依存し,反射型ディスプレイなどに応用する際に問題となる。本研究では,光配向法によってChLCの配向を制御し,反射光強度の広がりを増加させることで反射特性の改善を試みた。