[21p-S321-1~11] 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

△ [21p-S321-10] マルチQPM素子による多重周波数混合を用いた複数搬送波発生

〇中村 一貴¹、フン チャンナ¹、遊部 雅生¹、梅木 毅伺²、竹ノ内 弘和² (1.東海大工、2.NTT先端集積デバイス研)

キーワード：複数搬送波発生、波長変換デバイス、擬似位相整合

我々は周期分極反転構造に位相変調を施すことにより複数の波長において位相整合の得られるマルチQPM素子を提案し、多重周波数混合過程を利用することで複数のアイドラ光を発生し、多値信号からの搬送波抽出が可能であることを示した。今回、多重周波数混合を利用して位相同期した複数の搬送波の発生を試みたところ、良好な結果が得られたので報告する。これらの搬送波はコヒーレントWDM等の光源として有用ではないかと考えられる。