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[22a-H113-5] 走査型非線形誘電率ポテンショメトリによる表面自発分極の測定に関する検討
キーワード:走査型非線形誘電率顕微鏡、自発分極、永久双極子
走査型非線形誘電率ポテンショメトリ(SNDP)は走査型非線形誘電率顕微鏡(SNDM)の動作モードの一種であり,表面や界面に存在する自発分極の誘起する電位をナノスケールで定量的に測定可能である.本講演では,SNDPによる測定電位が探針-試料表面間距離に依存して変化することを示し,その依存性から表面自発分極が定量的に得られる可能性を明らかにする.