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[22a-P6-17] 反応性プラズマ支援成膜法により形成したBN膜の構造変化と密着性
キーワード:窒化ホウ素、密着性、反応性プラズマ支援成膜法
反応性プラズマ支援成膜法(RePAC)を用いた密着性の良好なBN膜の表面は、sp2とsp3結合状態が混在するBNナノクラスター構造からなり、その混合比はAr/N2ガス流量比(RAN)と基板バイアス電圧(Vsub)により制御できる。一方我々は、RePACにて(RAN, Vsub)を広範囲で変化させると、BN膜表面にクラックが生じることを観測した。本講演では、特定の(RAN, Vsub)により成膜したBN膜表面でのクラックの生成機構について報告する。