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△ [22a-S011-7] 脱炭酸的アリール化によるグラフェン量子ドットの可溶化と発光色の制御
キーワード:グラフェン、量子ドット、脱炭酸
グラフェン量子ドット(GQD)はナノサイズのグラフェンであり、バルク状グラフェンとは異なる性質を示す。一般的にGQDは多数の酸素官能基を有し、水などの高極性溶媒にしか溶けない。今回、我々はカルボキシ基の脱炭酸的カップリング反応を利用することにより、GQDに様々なアリール基を導入することに成功した。その結果、様々な有機溶媒に可溶なGQDの合成に成功した。また、導入する置換基によって蛍光特性が変化することを見いだした。