2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[5a-A502-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年9月5日(火) 09:00 〜 12:15 A502 (502)

宮本 浩一郎(東北大)、須田 隆夫(鹿児島高専)

11:30 〜 11:45

[5a-A502-10] 自己組立てされた筒状構造体による細胞の組立てと操作技術

手島 哲彦1、中島 寛1、上野 祐子1、佐々木 智1、ヘンダーソン カルム1、塚田 信吾1 (1.NTT物性研)

キーワード:自己組立て、ソフトマター、細胞操作

弾性係数の異なる無機材料を貼り合せた薄膜を作製すると、そのパタン形状と厚みに応じた任意の三次元構造を構築できることが知られている。本手法を高分子材料にも適用することで、全て高分子材料で構成された三次元形状を自己組織的に組み立てる手法を見出した。本稿ではその一例として、高分子材料の生体適合性を活かして、中に細胞を内包し、構造体内部で生体組織様構造を作製する手法について報告する。