2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[5a-A502-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年9月5日(火) 09:00 〜 12:15 A502 (502)

宮本 浩一郎(東北大)、須田 隆夫(鹿児島高専)

10:15 〜 10:30

[5a-A502-6] Ca(II)/Eu(III)イオンが結合したCalmodulinに関する計算化学的研究

津島 悟1,2、〇望月 祐志3,4、古明地 勇人5、奥脇 弘次3、阿部 鷹也3、森 寛敏6、田中 成典7 (1.独ヘルムホルツ研、2.東工大先導原研、3.立教大理、4.東大生研、5.産総研バイオ、6.お茶大理、7.神戸大院情報)

キーワード:カルモデュリン、分子動力学シミュレーション、フラグメント分子軌道計算

カルモデュリン(CaM)は残基数148のCa(II)イオン結合タンパク質であり、結合部位の数は4で、負に荷電した残基が配位に関与している。Ca(II)の代わりにEu(III)が結合したEu-CaMについては、結合部位のイオン周りの水の配位数について実験的な研究が報告されているが、CaM本体に関する知見は十分とはいえない。今回の発表では、古典分子動力学(MD)とフラグメント分子軌道(FMO)法を組み合わせ、通常のCaMとEu-CaMの動的な様態を計算化学的に検討した結果を報告する。