2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[5p-A203-1~14] 最新動向:生体材料と先端デバイスをつなぐ学際的アプローチ

2017年9月5日(火) 13:15 〜 18:30 A203 (203)

竹原 宏明(東大)、林 智広(東工大)、龍崎 奏(九大)

13:25 〜 13:55

[5p-A203-2] 高光度化学発光タンパク質の様々な応用展開ーバイオイメージングから発光植物までー

永井 健治1 (1.阪大産研)

キーワード:化学発光タンパク質、バイオイメージング、発光植物

蛍光タンパク質や化学発光タンパク質を利用したバイオイメージング技術により、生きた試料における遺伝子発現やタンパク質動態、細胞の形態変化など、様々な解析が可能になった。また、フェルスター共鳴エネルギー移動を原理とするバイオセンサーをデザインすることによって、酵素の活性化や細胞内イオン濃度の変化といった細胞機能を可視化することも可能である。このような技術を我々の生活に応用しない手はない。本講演では、我々が開発した蛍光タンパク質・化学発光タンパク質とそれらを利用したバイオイメージングについて最新の知見を交え解説するとともに、電力を必要としない発光デバイスの可能性を紹介し、30年後の未来社会に誘いたい。