2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.6 超音波

[5p-C22-1~9] 1.6 超音波

2017年9月5日(火) 13:15 〜 15:30 C22 (C22)

近藤 淳(静岡大)

14:45 〜 15:00

[5p-C22-7] 超音波速度変化法を用いた血管不安定プラークの検出における冷却の利用

亀田 雅伸1、熊谷 勇汰1、青谷 悠平1、犬塚 裕哉1、和田 健司1、松中 敏行2、堀中 博道1 (1.阪府大院工、2.TU技術研究所)

キーワード:超音波、プラーク

我々は,血管プラークに温度変化を与え,その変化前後のエコー画像の差分情報から脂肪領域を検出することにより,血管プラークの安定性を判断する手法について検討してきた.これまでは,超音波加温による温度変化を利用してきたが,主に安全性の観点から,今回は冷却により温度変化を与えた場合について検討した.頸動脈ファントムを作製し,冷却時の温度分布の測定を行い,挿入した疑似血管プラークを検出できたので報告する.