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[5p-S43-9] 電子飛跡型コンプトンカメラの粒子線治療への応用の検討
キーワード:電子飛跡型コンプトンカメラ、シンチレータ、ガス検出器
粒子線治療はブラッグピークをガンの位置に合わせて、ガン細胞の遺伝子情報を破壊するガン治療法である。他の治療法と比べて、正常な細胞への損傷といった身体的影響が小さく、さらに長期にわたる入院治療などの必要もないなどの利点がある。実際のブラッグピークの位置を粒子線治療時に確認する方法が安全性から求められており、電子飛跡型コンプトンカメラ(ETCC)を用いた、陽子照射中の即発ガンマ線のイメージング実証試験を行ってきた。本講演ではその現状について紹介する。