2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[6a-C11-1~11] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2017年9月6日(水) 09:00 〜 12:00 C11 (事務室1)

岡本 晃一(九大)、山雄 健史(京都工繊大)

11:30 〜 11:45

[6a-C11-10] 熱処理による量子ドット単層膜の蛍光色調整

〇(M2)冷 俊夫1、Yang Xu2、Thai Yin Chan2、王 胖胖1、龍崎 奏1、岡本 晃一1、玉田 薫1 (1.九大先導研、2.IMRE&シンガポール国立大)

キーワード:量子ドット、単層膜、熱処理

量子ドット(QDs)は光学材料として、光源をはじめ、太陽電池、ディスプレーなど多岐にわたる分野で利用されている。QDsの特徴の一つとして、微粒子のサイズによって蛍光色が変わることが知られている。一般的には必要に応じて化学合成の段階で粒径を調整するが、精密な制御が簡単ではない。そこで本研究ではLangmuir-Schaefer法を用いてQDsの均一な単層膜を作製した後、熱処理によってQDsの蛍光色を調整することに成功したのでその結果について報告する。