2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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[6a-S22-1~2] 8.10 プラズマエレクトロニクス賞受賞記念講演

2017年9月6日(水) 09:45 〜 10:45 S22 (パレスB)

杤久保 文嘉(首都大)

09:45 〜 10:15

[6a-S22-1] [プラズマエレクトロニクス賞受賞記念講演] パルス変調型誘導熱プラズマおよび原料粉体の同期間歇供給を用いたAl-doped TiO2 ナノ粒子の大量生成法の開発

兒玉 直人1、北 健太郎1、田中 康規1、上杉 喜彦1、石島 達夫1、渡邉 周2、中村 圭太郎2 (1.金沢大、2.日清製粉グル=プ本社)

キーワード:熱プラズマ、酸化チタン、ナノ粒子

現在, Al-doped TiO2ナノ粒子は可視光応答型光触媒やアトピー性皮膚炎の治療薬の材料への応用が期待されている.本発表では,パルス変調型誘導熱プラズマのコイル電流の変調に同期してトーチ内に原料粉体を間歇的に供給することで, Al-doped TiO2ナノ粒子の大量生成を試みた.その結果,投入電力20 kWにおいて粒径が制御されたAl-doped TiO2ナノ粒子を約400 g/hの効率で生成可能な事を見出した.